果実の魅力をそのまま閉じ込めるジャムづくり。その中でも、ひときわ印象的なのがブラッドオレンジです。鮮やかな赤い果肉と、ほんのりとしたベリーのような風味は、一般的なオレンジとはまた違った奥行きのある味わいを楽しませてくれます。
ジャムメーカーならではの視点で仕上げる、素材の良さを最大限に引き出した簡単シンプルなレシピ。ご家庭でも再現しやすい工程で、贅沢な一瓶を作ることができます。
■ 材料(約2〜3瓶分)
- ブラッドオレンジ…800g(正味 約600g)
- グラニュー糖…300g(果実の約50%)
- レモン果汁…大さじ1
下準備
ブラッドオレンジはよく洗い、皮をむきます。
白いワタ(アルベド)は苦みの原因になるため、できるだけ丁寧に取り除くのがポイントです。
果肉は薄皮から外し、果汁ごとボウルに取り分けておきます。
※皮を少量使うと、香りに奥行きが出ます。
使用する場合は細く刻み、苦み抜きのために下茹でしておきましょう。
作り方
- 鍋に果肉と果汁を入れ、中火にかけて軽く温める
- グラニュー糖を2〜3回に分けて加え、その都度よく混ぜながら溶かす
- アクが出てきたら丁寧に取り除き、弱めの中火でじっくり煮詰めていく
- とろみが出てきたらレモン果汁を加え、さらに5分ほど加熱する
- 木べらで鍋底をなぞったとき、ゆっくり戻るくらいの濃度になれば完成!!
※熱いうちに煮沸消毒した瓶に詰め、しっかり密閉してください。
美味しく仕上げるポイント
ブラッドオレンジジャムの魅力は、何といってもその色と香り。加熱しすぎると色がくすみやすいため、「煮すぎない」ことが重要です。
短時間で仕上げることで、鮮やかなルビー色とフレッシュな風味を保つことができます。
また、糖度はやや控えめでも十分にコクが出るのがブラッドオレンジの特徴。
素材の個性を活かす配合にすることで、後味の良い上品なジャムに仕上がります。
おすすめの楽しみ方
焼きたてのトーストはもちろん、ヨーグルトやチーズと合わせても絶品です。
特にクリームチーズとの相性は抜群で、デザートのような贅沢な味わいに。
炭酸水で割れば、爽やかなドリンクとしても楽しめます。
自然の色と香りをそのまま閉じ込めたブラッドオレンジジャムは、日常の食卓を少しだけ特別にしてくれます。ひと手間かけることで生まれる、果実本来の美味しさ。ぜひ、ご自宅でもその豊かな味わいを楽しんでみてはいかがでしょうか。
