
ジャムは冷凍保管もできる保存食です!
今回はジャムの冷凍方法について書かせていただきます。
■ 冷凍保存の方法:ポイントは小分けと密閉
◎おすすめの容器
冷凍可能なプラスチック保存容器
小さめの密閉袋(ジップタイプ)
製氷皿+ラップ+保存袋(少量ずつ使いたい方に◎)
使い切れるサイズに小分けしておくと、解凍後の風味の劣化も抑えられます。
◎冷凍手順(基本)
ジャムを冷凍用の容器に8分目ほどまで入れる
蓋をしっかり閉めて、日付と種類を記入
冷凍庫(−18℃以下)で保存
保存期間は3〜6ヶ月が目安
※ジャムは凍ると少し膨張するので、空間に余裕を持たせて入れるのがポイントです。
■ 解凍方法と使い方
冷凍したジャムは、冷蔵庫での自然解凍が基本です。
一晩置けば柔らかくなり、パンに塗ったりヨーグルトにかけたり、通常通り使えます。
◎解凍後の注意点
解凍したら再冷凍は避ける(風味が落ちます)
清潔なスプーンで取り分ける
解凍後は2週間以内を目安に使い切る
冷凍することで粘度が変化することもありますが、味には大きな影響はありません。
■ 冷凍に向かないジャムは?
基本的にほとんどのジャムは冷凍可能ですが、以下のようなジャムは注意が必要です:
果肉が大きくゴロッと入ったもの(解凍後に食感が変わる可能性)
水分が多く糖度が低いジャム(冷凍焼けしやすい)
ゼラチンなどの凝固剤を含むもの(分離する場合あり)
とはいえ、気になる場合は少量だけ試してみて、問題なければ本格的に冷凍するのがおすすめです。
冷凍保存でジャムの楽しみ方が広がる!
「冷凍保存」という選択肢を知っておくことで、
ジャムはもっと自由に、無駄なく、美味しく楽しむことができます。
手作りジャムが余ったとき、市販の大瓶を買ったとき、ぜひ冷凍保存を取り入れてみてください。
小分けにしておけば、ちょっとしたおやつやドリンクに気軽に使えて、とても便利です。
美味しさを閉じ込めたジャムを、最後まで大切に味わうために。
冷凍保存をうまく活用して、日々の食卓に甘くて嬉しいひとときを増やしていきましょう。